今朝、市営住宅応募のための、下見に行って来ました。
そう、ひでまるは今、市営住宅への引っ越しを計画しています。
現在82歳の父と、二人暮らしです。
電車とバスを乗り継いで、遠くの市営住宅まで行って来ました。
疲れた……
見てきた感想は、最寄り駅から遠い、市営住宅近辺にコンビニ、スーパーが無い等、悪条件を上げればキリがありません。
しかし最大のメリットは、父の職場から近いという点です。
職場まで30分!そう、なんと父は82歳にして、まだ現役で働いているのであります。
驚異!三十代で人生のレールから脱線した私からすると、考えられない事実であります。
今朝下見してきた市営住宅の最大の欠点は、電車に乗らなければ図書館に行けないという点です。
そう、何を隠そう私は、本があれば、人生満足なのであります。
紙のページをめくりながら文章を読み進めるひと時……至福のひと時であります。
他に望むものは何もありません。
うーむ、最高!
そんな私の聖地である図書館が、遠いのでは話になりません。
私は父と相談し熟考の末、今回市営住宅への応募を、見送ることにしました。
やはり譲れない条件というものが、人にはあるのです。
私にとって本とは、友であり、師であり、かけがえの無い存在であります。
これからも本とともに、残りの余生を慎ましく過ごして行こうと思います。
市営住宅はまた半年後の募集に、期待してみようと思います。
私は、多くは望みません。
ただただ本があれば、それで良いのです。